暗黒時代 エピソード3

自分の居場所を求めて迷走、幸せの青い鳥はどこ？

忘れられないクソ会社シリーズ

その会社はサービス業、人事で仕事に就きました。

3日働いた。
辞めたい…無かったことにしたい。
へんな会社は3日行けばわかる。
私は人事だから会社の資産状況とかわからないけど、なんかへんだよこの会社。
都内の一等地の有名ビルに入居。
あまりにも社内が静か過ぎる…無駄に広いのに人がいない。
ガラーンとしちゃって…
使われていない部屋は物置きと化してるし。
受付だけは立派だけど、今にも夜逃げしそう。

派遣の営業にこの会社との取引は今までにあるのか確認したところ、初めてのお取引ですと。
「初めてのお取引は資産状況を確認してます」って。
ホンマかいな。
もう一度調べてみたほうがよいのでは？と忠告。

数ヶ月して、移転しますと…
都内一等地から下町の至って普通のオフィスビルへ
落差が激しい（とうとうヤバイんじゃない⁈）

数ヶ月ほど経ったある日、住民税の未納付の通知が何通も届く。
（なんでだ？）
納付手続きをしていた女性取締役のマコさんへ報告すると、マコさんは大慌て。
社員から預かっている住民税がなんと未納付。
あきらかにうっかり未納付じゃないね、、、。

やっぱりこの会社ヤバイ。

派遣の営業に報告。

「この会社、ダイジョウブデスカ？」

数日後、営業が上司を連れて私の所へ飛んできた。
ラムさんの言う通りで、再度調査をしたところ赤字でした。
派遣会社としては最短の日時で撤退したい。
申し訳ありませんでしたと。

（私、忠告したよね…）

再調査の件、入って早々に（3日目）お伝えしましたよね⁈
私は長期のお仕事を希望しているんです。
そもそも、紹介する前にきちんとお調べいただきたかったです。
（また私の履歴書が汚れるじゃないか。どうしてくれるんだよ…。）

派遣会社としては、倒産する前にスタッフが働いた分は回収したいよねー。

結局、翌月末までお勤めし派遣会社の撤退というかたちで契約満了。

ちなみに、数年後に倒産しました。
私が入った頃は既に自転車操業だったよう。

居場所探しの漂流はつづく。

撤収！