暗黒時代
私の暗黒時代 2005年〜2014年の10年間
8年勤めた会社を退職し、派遣で働くようになってからの10年間。
中小のIT企業、職種は総務・人事・採用・経理・庶務の何でも屋、勤めて8年、年収500万。
いま思うと、ゆっくりとした時間が流れていた。
まだギラギラと自分の人生に希望を持ち、やり甲斐を求めていた30歳、退職した。
私的には派遣で何社か働いて経験を積んで、また正社員に返り咲くみたいなストーリーだった気がするけど…
登録した派遣会社も最初は1社だけだったけど、だんだん片手では収まらなくなってきた。
いろんな派遣会社の派遣スタッフとして働いた。
よく、どこの派遣会社がよいかと聞かれたけど…
派遣会社自体に差はない。
いい派遣会社かどうかは担当営業次第。
仕事のできる人に当たればいい派遣会社と認定。
当たり前だけど、ホウレンソウができる人。
些細なことでもきちんと伝えてくれる人。
同じ派遣会社でも派遣先が変われば営業も変わる。
仕事のできない人に当たればクソ派遣会社と認定。
営業1人で派遣スタッフを何十人、何百人も担当するのは大変だよね。
飛んじゃう人とかもいるしね…。
私が10年間で在籍した会社は17社
アルバイト3社、正社員1社、契約社員1社、派遣社員12社
リーマン・ショックにも巻き込まれた。
正社員はもちろん、派遣も求人がない。
数少ない求人、椅子取りゲームのはじまりでした。
妥協して受けた会社で
「ウチはそんなに難しい仕事はなくてね…。こんなにスキルのある方はウチにはちょっと(扱いづらい)、、、」
決して私のスペックが高い訳ではない。
連続不採用「ラム様の今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。」
お祈りされてばかり…心、折れる。
やっと勝ち取ったイスも短期の仕事やら、産休社員の代替(契約は1年程度)で辛抱の時期でした。
当初、派遣で5年くらい経験を積んでっていうストーリーはどこへやら…
このままずっと派遣でいく覚悟と絶望。
なかなかよい仕事に巡り合えず、入って辞めて、また入ってを繰り返し…
もうまともに働けない人間になってしまったっと落ち込んでいた私。
友人と食事に行った際、
ラム 「わたし辞めすぎだよね…」
(辞めずに辛抱して働けと返ってくると思ったら)
友 「辞めてもまた次に行くエネルギーがすごいよね〜、辞めてもまた採用されてるって事でしょ!」
辞めた数より採用された数か…友のポジティブ発言に救われた。
履歴書が汚れることも恐れず責めて行こうと心に誓ったときでした。